もしかして土曜日?

もしかして土曜日?

「明日も仕事やだなぁ~・・・もしかして土曜日?」。土曜日も仕事ですけど。

『伝説の塩ラーメン』というハードルの上げ方。

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地元ではそれなりに有名なラーメン屋さんに行きました。まぁポピュラーと呼ぶには少し隠れ家っぽいっつーかなんつーか。いわゆる『知る人ぞ知る名店』みたいなラーメン屋さんなんですけど。

お世辞にも綺麗とは言えないお店ですし、女性は相当入りづらいんじゃないかなーって思う店構え。でも、塩ラーメンが美味しいんですって。茶色いスープなのに塩なんですって。1度食べたら、クセになるとかならんとか。

 

ほんで行ってみました。ちょっと寡黙そうな頑固親父が店主。見た目はトルネコを人相悪くした感じです。

そして「キョンシーでも、もうちょい綺麗なお札つけてるわ!」っつーくらいのお札にメニューが書かれてるんですけどね。

 

しょうゆラーメン。みそラーメン。伝説の塩ラーメン。

しょうゆとんこつラーメン。みそとんこつラーメン。塩とんこつラーメン。

 

これ、普通に考えて『伝説の塩ラーメン』って名称じゃないですか?そこだけチカラの入れようが違うじゃないですか?

というか、同じ塩ベースのスープ使ってるはずなのに、塩とんこつは伝説になれなかったの?それ、とんこつが邪魔しちゃってるんじゃないの?

 

伝説の酢豚に伝説のメロンをトッピングする的なことじゃないの?食べる人も作る人も泣いちゃいますよ。なんなら1番泣くのはパイナップルでしょうけど。

 

話が逸れました。

メニューっつーのは、いわば名前なわけで。注文の多い料理店inフランス的な所に行ったとして『温かなホワイトアスパラとオランデーズソース トリュフピュレと共に』ってメニューがあったら、全部言いません?

最後まで言わなきゃトリュフピュレが共に来てくれないかも。各々が単独行動したりして。

 

なので「伝説の塩ラーメンください」って言ったんです。そしたら店員さんが心なしかニヤけながら「塩ですね?」って言った後、厨房に向かって「塩いっちょう!!!」っつって。

 

「ん?」って思いましたよ。だって、おりは伝説を求めて来たんですからね。伝説といわれて崇められている塩ラーメンを食べに来たわけですから。

なのに次に来た人も、その次に来た人も「塩ラーメン!」って言うんです。店員さんも「塩2つ!」っつって。

 

こいつらマジかよ!っつって。なんですか?その『常連っぽくメニューを伝えるのが通』みたいな風潮。

百歩譲って略すとしても、伝説を全て取っ払うなと言いたいのです。『伝塩』ならいいですよ。

 

『伝説の塩ラーメン』を『塩ラーメン』って略すやり方は『ロングバケーション』を『ロンバケ』としないで『バケーション』としているわけで。

せっかくの夏休みが、ただの3連休になったら皆さん嫌でしょ!?

『長い』って形容詞を取っ払っちゃってるから、もはや別物ですよ。

 

そうやって言われるのが嫌なら、メニューにも塩ラーメンって書け!もしくは中2の学級目標的なサブタイトルでも付けて『そして伝説へ』みたいなやつにしろ!

 

武器屋に行って、店員に「何が欲しいんだい?」って聞かれるじゃないですか?「つるぎ!」っつって、伝説のつるぎを出してくれる武器屋ばかりだと思うなよ!っつって。

ほぼほぼ『銅のつるぎ』もしくは『鋼のつるぎ』がいいとこだからな!っつって。

道具として使えないレベルのつるぎだからな!っつって。

 

店主も『正義のそろばん』が欲しいのに『ただのそろばん』渡されたら嫌でしょ?

え!?「俺はトルネコじゃない」って!?

 

ここでメニューを変えるという境地に足を踏み入れることができるかどうか。

それが、このラーメン屋さんのシレンだと思ってます、はい。